お葬式の話を家族でするのは縁起でもないと思う人も多いと思いますが、いざという時に慌てないために、また希望の葬儀を行うためにもある程度の準備があると非常に助かります。例えば病院でなくなった場合ですが、葬儀社をそのまま病院で紹介してもらうとその病院の近くでお葬式をすることになったりします。近所の病院ならばさほど問題もないでしょうが、それがもし家から遠い病院などだった場合には、遺族が葬儀に向かうだけでも大変ですし参列者に列席してもらうのも大変です。また予備知識もなしにいわれるがままになってしまうことも多いので、結果として費用なども大きくなってしまう可能性があります。
ですから最低限の準備として近所にどのような葬儀社があるのかくらいは調べておいて損はありません。それから必要な準備としては列席してもらいたい参列者を把握しておくことも大切です。いざという時は冷静なつもりでも、いろいろとやらなくてはならないことも多いのでとても大変な状況になります。ですから誰に連絡をすればいいのか、また連絡を頼める人は誰なのかといったことをあらかじめ準備しておくと余計なトラブルを回避することにつながります。
まただいたいの参列者の人数がわかっていれば、葬儀の規模も予想がつきやすいのでプランを選びやすいですし通夜ぶるまいなどの飲食接待費の見積もりも立てやすくなります。いざという時に慌てないためにも嫌な話題でも話し合っておくことが大切です。